企業分析アナトールの株式投資

企業分析の「正しい答え」を教えるブログではなく、「答えを探して藻掻く姿」を見せるブログ

マンガ記事⑫社長インタビュー~あふたー株式会社~

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 漫画解説

前回に引き続き、経営者のお話です。一応、このマンガはびふぉあ株式会社とあふたー株式会社という対になる会社の対比という事で書いており、あふたー株式会社は、私の中での理想の形です。そのため、私の思い描く無難な回答を並べてみました。

ただ、当たり前ですが、これに関してはここに描かれている回答に意味はありません。重要なのは模範的な回答をするのかどうかではなく、「経営者が深い考えを持っているか」と「その考えを簡潔に伝えられるリテラシーを持っているか」です。

 

就活生の例

これは就活生にも言える事だと思います。就職活動の時期になると、就活生の中には非常に自身を上手く見せる事のできる人がいて、就職氷河期であっても何社か内定を頂くような人もいます。しかし、それは特別な事ではありません。ハキハキとした受け答えができ、清潔感に溢れ、内容は拙くても自分なりの意見を答える事ができれば、大抵の面接官は好印象を受けますから、10社受ければ7、8社はそれなりの段階まで行くでしょう。これは、その人の資質云々ではなく、普遍的な人間の感じ方の問題だからです。

しかしそれは、イコールその人が会社にとって有用である事を示す事にはなりません。どれだけハキハキとした受け答えができ、清潔感に溢れ、自分なりの意見を答える事ができても、その意見が全く自身の本心から来るものでなければ面接官が彼、彼女が会社の方針に適しているか、有用であるかを正確に判断する事は不可能です。その部分の判別がされていないにも関わらず、内定を取って喜ぶのは、本人にとっても会社にとっても実に不幸な事です。

重要なのは自身の本当の心を自身で理解して、相手にシンプルに伝える技術であり、伝えた結果の合う、合わないは実は大した問題ではないのです。

 

愚かな人は口で話す、利口な人は頭で話す、思慮深い人は心で話す

立て板に水を流すように、という言葉もありますが、若くして弁舌爽やかな人というのは結構います。私も文章なら時間をかければ人並に言葉は出てきますが、人前を話すとなるとさっぱりだったりします。しかし、じゃあ話せる人と話せない人では、話せる人は話せない人より圧倒的に出来が良いのか、というと私はそうではないと思ってます。天才と呼ばれる人間や、対人的なコミュニケ―ションを苦手とした偉人もいれば、逆に良くペラペラと言葉が出てくる詐欺師もいます。話せる人間と話せない人間の間にはどんな差があるのかと考えれば、本心から話すか、口先で話すかの違いだと思います。

アリババの創業者であるジャック・マー氏は次のように言っています。

「愚かな人は口で話す、利口な人は頭で話す、思慮深い人は心で話す」

この言葉に借りれば、話せる人は口と頭で話す技術が高い、器用なだけの小利口な人、というだけの事です。

 

まとめ

今回の記事、多分分かり難いと思います。すみません。

要するに、このマンガで書かれている回答は決して模範内容ではなく、重要なのは本心から出たか否かであるという事です。

そういうわけなので、多分「なんだこのセリフは、全くリーダーシップやカリスマ性が感じられない」とか思われる方もいるかもしれませんが、意見の正しい正しくないを論じる積りはそもそも無い、とだけ申し上げておきます。

 

P.S.

これから少し忙しくなりそうなので、コンサルのお品書きはしばらく封印して、ブログは記事を書くだけにしたいと思います~

 

漫画リンク

www.freelance-no-excelyasan.com