今のような暴落が囁かれる時の定番エピソードに以下のようなものがあります。
ジョセフ・P・ケネディ氏(第5代米国大統領ジョン・F・ケネディのお父さん)は「その時」までに株式投資で大儲けしていました。1928年冬のある日、オフィスに向かう途中で、靴磨きの少年に靴を磨いてもらいました。靴を磨き終わった後、その少年はケネディ氏に向かって「おじさん、~株を買いなよ」と言ったという。それを聞いて彼は「こんな少年までが株の儲け話をするなら、この後に株を買う人はいないから株式は暴落する!」と考え、すべての株式を売り払ったそうな。
そして訪れたのが1929年の大恐慌。
どうもWikipediaによると、この話は本当かどうかは分からないそうです。
ただ、今後株価が暴騰するにせよ、暴落するにせよ、今のような迷い多き狭間の時期の記事(誰が何を言っていたのか)を後で知りたくなる気がします。当時の雰囲気がどんなだったか。
実際今になってみると、リーマンショック前にどんな記事があったのかとか、もはや思い出せないので。。後からその時の株式市場の雰囲気を感じられそうなニュース記事とかがあったらメモしておこうと思います。
2021年1月9日の記事
記事のタイトル
投資の神様 ウォーレン・バフェット氏に学ぶ「借金は悪ではない」ということ
記事を書いた方
遠藤 洋氏
記事のポイント
・遠藤氏は小型株集中投資で儲かった人。
・遠藤氏は中学時代「ワンピース」の漫画転売で稼いだ経験がある。
・ウォーレンバフェットもコーラの転売で稼いでいた。
・遠藤氏は転売の時に母親からお小遣いの前借りをした資金で成功した経験があったため、株式投資でも信用取引を利用した。
コメント
タイトルから「ん?」という感じで、Yahooコメントでも総ツッコミの様相を呈してましたが、先ずバフェットファンとして言いたいのは借金して投資する事をバフェットは肯定していません。
鉄道や航空など過大な運転資金を必要とするビジネスでは、どうしても借金をせざるを得ないケースもあり、それについて必ずしもバフェットは否定してませんが、こと証券投資に関しては「借りた金で株を買ってはならない」と明確に否定してます。
ウォーレン・バフェットの逸話や大航海時代云々は後付け感が半端ないです。。「学んだから儲かった」ではなく「儲かってからちょっと知的な雰囲気な理由を考えた」感じ。ITバブル期にもデイトレーダーが稼げることが話題になってましたが同じ匂いを感じます。
ダイヤモンド・オンラインやYahooにこういった記事が載るというのは、ちょっとバブリーな雰囲気があるのではないかと。