企業分析アナトールの株式投資

企業分析の「正しい答え」を教えるブログではなく、「答えを探して藻掻く姿」を見せるブログ

ブログ運営日誌①

エクセル屋です。

このブログは商売(企業)や投資に関する考え方をマンガや考察を通して、面白おかしく述べていきたいブログです。しかし、私は画が壊滅的に下手くそなので、マンガ描くのは有料でプロの方にお願いしていてコンテンツ作るのに地味に金がかかるのです。そこでブログを継続するにしても、その費用をある程度はアフィリエイトで稼ぐ方法を模索したいと思っています。

ただ、ここでは具体的にどのASP(Affiliate Service Provider:アフィリエイトサービス・プロバイダー)を使うとかいった話はしません。そういった記事は他にいくらでもあるのでそちらをご参照ください。稼ぎたいならどんなブログを目指すべきなのかを考察してみたいと思ってます。

なお、この考察はこれから立証したいと思っているだけの机上の空論です。あくまで、一意見として読んで頂けますと幸いです。

 

①ブログで収益を得る方法

ブログで収益を得る方法は基本的に広告収入になります。成果報酬型やクリック報酬型などいくつかの型分けがありますが、いずれにせよそのページの閲覧数が多ければ多いほど該当の広告を見る可能性が増えるのは同じです。よって収入を増やすためにはブロガーは基本的に閲覧者数を増やす事を考えなければなりません。

 

②閲覧者を集める戦略

どうすれば読者はブログを見てくれるでしょうか。戦略は3つほどあると思います。

A案:SEO対策をバッチリやって、ページのデザインを綺麗にして、メディアで宣伝。

B案:時流に合った記事を書き続ける。

C案:オンリーワンのコンテンツを作り配信する。

一つ一つ考えていきましょう。

 

A案:SEO対策をバッチリやって、デザインを綺麗にして、メディアで宣伝。

SEO対策への理解が深い人や、WEB技術のある人、或は何もしなくても有名な人はTwitterやインスタ、Youtubeなど他のメディアなどから人を集める事もできるかもしれません。沢山の人が集まれば、「アクセス数が伸びた!」「広告収入が増えた!」とブロガーにとっては嬉しい事ばかりです。何かのニュースで取り上げられてアクセス数が跳ねあがる事を「~砲」とか言ったりしますよね。実に羨ましい。。

しかし、これを読者側の視点で考えてみるとどうでしょうか。他メディアで派手な宣伝を沢山しているから覗いてみたけど、例えばコンテンツがイマイチだったり、思っていた内容ではなかったらどう思うでしょうか。検索上位に来ていたから見てみたけど、内容が分かり難かったらどうでしょうか。きっと読者は騙された気分になると思います。ましてやそのアクセスでブロガーが利益を得ているなどと考えたら、私だったらそのブロガーのブログは二度と見たくありません。

勿論、この手法はコンテンツさえ良ければ「悪いものではない」と思いますが、コンテンツがある程度の水準になるまでは、戦略として優先すべきではないと私は考えます。

 

B案:時流に合った記事を書き続ける。

次にB案です。これは例えば何か事件が起きた時、事件の容疑者の背景などについて調べあげて掲載したりします。みんな何か気になる事があると、テレビの解説など待たずにすぐにスマホで調べる時代ですから、もし最速で検索上位に出てくれば確実にアクセス数が稼げると思います。

ただ、こういった記事は大変な数の人が書きますから、競争率も高くなります。基本的には検索して一番上の情報しか見られないので、スピード、質共に世界でNo.1にならなければなりません。ですが、血眼になって世界中のブロガーを相手にしてNo.1を目指すくらいなら、宝くじに賭けた方がよほど建設的だと思うのは私だけでしょうか。

何より、時流に合わせようとすると、どうしても自分自身の知識や嗜好に合わない記事を書く事になります。勉強している時間などありませんから、自身の知識の薄い事についても書かなければならなくなると、今度は記事の質にも問題が起こります。流行りを追うのは本人のブロガーとしてのモチベーション的にも望ましくありません。

 

C案:オンリーワンのコンテンツを作り配信する。

最後のC案ですが、私は結局これしかないのだと思います。オンリーワンというと随分貴重なモノに思えるかもしれませんが、そんなに難しく考える必要は無いと思います。何故ならこの世の全ての人間がオンリーワンであり、元来一人として同じ考えを持つ人間はいないからです。他人の言った事を鵜呑みにしたり、どっかの記事を丸パクリして載せたりせず、自分の頭でしっかり考えて意見を述べれば、それは間違いなくオンリーワンの記事になります。似たような記事はあるかもしれません。同じ意見を言っている人もいるかもしれません。しかし、頭をしっかり回して記事をたくさん書いていけば、ブログ全体を通して、その人なりの味が出てくるものです。その味こそがオンリーワンのコンテンツなのではないかと思います。

「近視観的なSEO対策と他メディアからの流入」や「流行りを追い掛ける」のは、いつまでも競争を続けなければなりませんが、もしオンリーワンのコンテンツとしての地位を獲得できれば、本人が無理なく安定的な収益に繋がります。

継続性の観点からも、C案が最も現実的ではないかと思います。

 

という事で、私は「ナンバーワンではなくオンリーワンを目指す」というのが、最も現実的かつ王道のブロガー戦略だと思います。

 

③どうすればオンリーワンになれるのか

分野を絞る

オンリーワンの自分を出すといっても、ただ単に自分の日記を書き続けていても伝わりません。自分自身が顧客の立場になって考えてみてください。顔も名前も全然知らない人の雑多な日常の日記を、特に上手くもないポエムを、読みたいと思うでしょうか。(文章の質自体がウリという人は別です。それはもはや日記というより雰囲気小説であり、それはそれで需要があります)

通常顧客がブログに求めているものは、ブロガーの生活すべてではなく、何かその人らしい匂いのする意見であったり、普通では聞けない意見であったりするわけです。それは、自分の拘りの強い分野、例えばコーヒーに拘っている人が豆だけはKALDIで買いに行くのに似ています。KALDIには沢山の豆の品種を用意している、という明確な主張、ポリシーがあるので、コーヒー好きの顧客はKALDIに通うのです。

顧客は自分のニーズにマッチした尖った意見を求めてブログに来るわけですから、ブロガー側も何でもかんでも好きな事を言うのではなく、それに応え得るエッジの効いた考えを用意できる分野に特化する事で、ブログの総合力が上がります

 

長く続けて記事の量を増やす

どんなに素晴らしい記事だったとしても、それを読みたいと思う人がすぐに現れるとは限りません。明日かもしれませんし、1年後かもしれません。或は10年後かもしれません。

そしてこれはブログの大きなメリットですが、独自ドメインを持っていれば、ブログがなくなることはありません。時間をかけて記事を積み重ねていけば、ブログ全体としての内容が広がっていき、どれかの記事が新しい読者にヒットする可能性が増していきます。そして何かの記事にヒットすればそこから紐づいて色んな記事を閲覧してもらえる可能性も上がります。

 

何度も添削する

これもブログの強い部分ですが、過去の記事について、いかようにも手直しができます。一度公開して、内容に誤解を招くような内容があったり、分かり難い部分があれば何度でも修正して伝え方、見せ方を変える事ができます。ブログにとって同種のライバルは新聞や書籍ですが、新聞や書籍は基本的に一度決めたらフォーマットは変えられませんし訂正もできません。出版した時点でそれは完璧でなければならないのです。しかし、ブログに完成は無く、常に見直し、より良い存在に磨き上げる事ができます。つまりどこまでも質を向上させながら公開し続ける事ができるのです。通常のブロガーは情報量や知識量、仕事量で新聞記者や専門家に勝てるとは限りませんが、「ブログ」という媒体で時間を掛けて練り上げれば、素人でも彼らに負けない良いコンテンツを作り上げる事が可能なのです。

 

この3点を守り、自分で考え続ければ、ブログがいずれオンリーワンのコンテンツとなるのは不可能ではなく、これこそがブログで収益をあげる唯一の方法だと思います。

 

長々と書きましたが、以上を粛々と継続する事が重要で、しかし、これを実際にやるのがまた難しいんですよね・・・。とりあえず弊ブログの当面の目標は「自分の分野」をしっかり守りつつ、内容を意識した記事を100件作る事ですね。。

そこまで行ったらSEO対策とか見栄えとかも真剣に考えていこうと思います。