経理屋の上場企業分析
結論 キャッシュフローの観点から安全性の高いビジネスといえる。ただ、広告媒体の先行き懸念や、PLしか見ないマネジメントの雰囲気が気になる。社員の勤続年数の短さ、平均年齢に対しての給与水準の低さ、役員との給与格差など、将来的な価値を生み出してい…
結論 内容として質が高く見える部分が多く、流石はグローバルカンパニーというところ。インド投資の先見の明や大胆な投資を行い、実際に高い海外シェアを取っている実績は凄い。しかし一方でB/Sにあまり頓着していない印象も受け、在庫の滞留も気になる。い…
結論 質の良い部分は見当たらず。事業としてニーズが無くなる可能性は低いが、日本という今後縮小が見込まれるマーケットで事業を続けていく事を考えると、現状維持ではじり貧ではないかと。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 …
結論 粉飾自体を見抜くことは可能とは言い難いが、避ける事は可能ではないかと。 投資家が企業の価値を正しく判定し、それに見合った常識的な価格で買わなければ、ダブついたお金が自分や他人の人生を狂わせることもあります。粉飾を実際に行った経営陣を擁…
結論 ポツポツとした課題の多い会社ではないかと思われる。事業領域外の新規事業をやろうとしている所や、フランチャイズや太陽光発電のようなビジネス初心者が始めそうな事に手を出してしまうあたりは、企業体質としてのブレを感じる。 目次 前置き 事業概…
結論 金融系らしくスマートな印象を受ける内容で、株主に対する誠実さは十分。ただ、リスクテイクが大きい印象で、株主に対してサービスしすぎな気もする。戦略的には新生銀行のTOBを契機にバイオベンチャー等から撤退し、事業領域である金融系のイノベータ…
結論 投資家に誠実な印象は受けず。財務指標もポイントを抑えている感じもなく、取締役は多く、投資意思決定の妥当性にも疑問が残る。市場の低評価は妥当という気がする。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュ…
結論 ・企業価値=現預金以外の簿価21.8億円+21年4月以降のCF現在価値 ・企業価格(前提株価71円)=10.0億円(=20.2億円-10.2億円) ・主なリスク(訴訟・顧客喪失・社員離職) 魅力は無い事は無いんですが、怖い事案かと思います。 手を出すなら自己責…
結論 中国向け売掛金の滞留リスク、在庫の問題、そして資金問題をさらに拡大させかねないマレーシア工場への投資など課題は多く、中計の出し方を見る限り、今後の質的改善にもあまり期待はできないかと。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状…
結論 グレイステクロジーの不適切会計のメインは「架空売上」と「仮装入金」であった。。架空計上だけならまだしも、仮装入金までされたら普通見抜けません。。 目次 前置き 発表された不適切会計の要点 分析の答え合わせ 今後どうなるのか 今後に活かせるか…
結論 現状での体質評価はニュートラル。市場こそ期待できるとはいえ、人員の大幅増、ダブつく資金、親子上場と懸念事項は多い。既存の大手企業などとうまく連携して日本を盛り上げてくれる事に期待。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業…
結論 完全受注生産という興味深い事例であるものの、ビジネスの質として高いとは言えない。経営側の今後への意気込みなどもあまり感じられないし、投資などで積極的な動きも見られない。財務基盤が強いので向こう10年~20年は大丈夫とは思うが、大きな飛躍は…
結論 ビジネスモデル自体はファブレス志向で有望。しかし、会社としてアセットレスの気配が見えず、資金効率や従業員給与、役員報酬が振るわない。同族経営という点や従業員の人数が増えている点にも若干の不安アリ。 目次 事業概要 事業のリスク セグメント…
結論 ところどころ事業としては良質な部分が見えるが、ガバナンスとして創業家の影響が拭えないのと、株主還元についてあまり深く考えていない印象を受ける。。 目次 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸…
結論 かなり難しい業界かと。キャッシュフローは堅実な印象を受けるが、元々のビジネスの質と合わせて純資産を棄損するリスクは低くないと思う。高機能材の推進は戦略として間違っていないと思うが、今のリスクを補う成果としては十分ではないかと。 目次 前…
結論 良くも悪くも昔ながらの日本の同族企業という印象。無駄のない経営、高い売上高利益率を維持している部分は好感が持てるが、一方で従業員や株主への還元には消極的な面が見える。創業家の影響力が強いため、今後も方向転換は見込めないかと。 目次 事業…
結論 グレイステクノロジーの不適切会計は「架空売上」の可能性が出てきた。 目次 前置き 架空計上の可能性解説「売掛金の滞留」 アナトールは何故指摘できなかったのか 売掛金はどこに消えた? 監査が入っても気づけない可能性はあるのか。 パンドラの箱 有…
結論 ビジネスの着眼点も面白いし、業績も悪くない。ただ、直近買収したHOTARUは課題の多い会社を抱え込んでしまった感がある。第三者委員会の結論を待ちたい。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照…
結論 当ブログにおける半導体業界代表の有力候補。強いて言えば自社株買いの積極導入によるROE向上や取締役の三親等以内の人間を入社させないなどの異族経営に踏み出してほしい。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S…
結論 営業視点でのマネジメントをしている感が強い。攻めには強いのかもしれないが、設備投資の妥当性やBSの圧縮、資金の効率性などを見ていかなければ、将来的に大きな損失に繋がる可能性があると思われる。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務…
結論 業績としては申し分なく、BSリスクもほとんどない。ただし、得られた利益の分配方針に懸念あり。。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有…
結論 業績的に著しく悪いというわけではないが、ガバナンスに課題がありそうに感じる。トップ三役が外部から、というのも印象が良くない。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役…
結論 ヤバい状態の会社。復活できるかはeSports及び暗号通貨の今後次第だが、仮に復活できたとしてもこうした経営の仕方をしているのでは、不安定は継続するのではないか。当ブログの基準として評価できない。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推…
結論 少なくともコロナ禍以前の業績はかなり優秀。とはいえ事業領域を広げすぎている印象もあるし、役員で結構な株を保有しており、社長への貸付などが実施されている点などは、ガバナンス含む体質に一定の警戒が必要かと。 目次 事業概要 セグメントの状況 …
結論 当ブログの質的分析上は全く評価できないマイナス項目ばかりなのに、業績は非常に良く、数値においては文句のつけようがない。当ブログの価値基準を揺るがす会社かと。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借…
結論 主力であるコンポーネント事業の利益率は圧巻。大企業でこれだけの実績を挙げられるのは稀有。ただ、モジュール事業への投資や質的な部分に疑問があるため、その点は注意が必要かと。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッ…
結論 創業したての未知数な会社。現状の数値こそ問題ないが、業界の傾向や経営者の質など不確定要素が多い印象。今後の投資成果や業績によってその体質は見定めるべきかと。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/…
結論 財務安全性、資本効率、キャッシュフローと財務上は文句のつけようがない。経営は稲盛式の名に恥じない質。事業の将来性という意味では疑問な面もあるが、不況に対してどれくらい踏みとどまれるかを見た上で、株価が相当下がれば買いを検討したい会社だ…
結論 長期的な視点で見ると懸念がある会社。業界として追い風が吹いているうちに、先ずは何らかの方法で財務安全性を取り戻すのと、従業員待遇の見直しが必要ではないかと。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借…
結論 不動産関係の企業には珍しい、数値上は申し分のない企業。ただ、プロ経営者の報酬にまつわる部分に懸念あり。当ブログでの三大ステークホルダーの一角である「社員」に対しての還元強化を検討すべきではないかな、と。 目次 前置き 事業概要 セグメント…