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マンガ記事⑪社長インタビュー~びふぉあ株式会社~

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 漫画解説

今回のお話は経営者についてです。世の中には様々なタイプの経営者がいます。熱血タイプ、冷静タイプ、厳しいタイプ、温和なタイプ、積極的なタイプ、慎重なタイプ、分類していけばキリがありません。世の中には「ゴルフをする経営者が良い」とか「長財布を持つと良い」とか色んなジンクスについて説明する書籍が数多くありますが、そういった事はここでは書きません。経営者には一体どんな役割が求められているのか、その役割に対してどのような人間が相応しいのかについて考察してみます。

 

経営者とはそもそも何する人?

経営者とは会社の経営をする人であり、ビジネスの全てに責任を持つ人の事を指します。経営者は何かトラブルがあっても決して社員のせいにできません。ビジネスを一つの機械に例えるなら、社員はビジネスの一部を担うパーツでしかありません。機械に不具合が生じた時に、「あのパーツが無能だから不具合を起こしたんですよ。あのパーツはとんでもないパーツです」などというエンジニアを貴方は信用できるでしょうか。パーツの品質チェックまで含めて経営者(エンジニア)の責任であり、だからこそ経営者はパーツを取り換える権限を保持しているのです。

ビジネスを全体で見て、足りない部分があればすぐに補修を指示し、もし、適した人材がいなければ自身でそれを補填しなければなりません。つまり、経営者が果たすべき仕事は、突き詰めれば「ビジネスに関わる全て」です。ビジネスさえ上手くいくのであれば、全てを自身でやっても良いですし、人を使ってやっても問題ありません。それは四則演算を「筆算」でやるか「電卓」でやるかだけの違いです。しかしどちらを使うかは経営者が選択する以上は、出てきた回答には責任を負う必要があるのです。

 

経営者だけが果たすべき役割

では、優れた経営者はビジネスの全てに卓越した万能の天才でなければならないのかと言えば、そんな事はありません。あくまで自己責任で信頼に足る社員に任せる事もできますし、今のご時世、大抵の業務がアウトソーシングで補う事も可能です。逆に言えば、アウトソーシングや社員に任せられてしまう役割は、経営者が果たすべき役割ではありません。経営者が果たすべき役割は以下の3つです。

①何をビジネスにするのかを決める。(サービスアイディア、商品アイディア)

②どういう姿勢でビジネスをするのかを決める。(経営理念、哲学の制定)

③ビジネスを構築、メンテナンスをする。(どこまでを誰がやるか、仕組みを作る)

これこそがビジネスの本質であり、どんなビジネスでも上記3つを外注する事はできません。よって、この3点をどれだけうまくできるかが、経営者の素養と言えます。

 

経営者に必要な素養3つ

①想像力

何をビジネスにするのかを決めるには、先ず顧客が何を欲しているのかを考える必要があります。そして、大抵の場合、アイディアは自分の目の前にはありません。顧客が欲しがるであろう「目の前にないもの」を具体的に自分の頭で想像する力が必要になります。

②判断力

判断力は経営者自身の物事に対する経験値や見識の深さであり、多くの物事に対して真剣に取り組む事で培われます。ビジネスを運営していく上では数多くの意思決定が必要となりますが、それがブレブレではビジネスはいつまで経っても経営は安定しません。

③伝達能力(表現力・リテラシー

最小のビジネス単位である「顧客ー自分」の間でさえ伝達能力は不可欠です。顧客に自分の売るものを理解してもらえなければ、ビジネスは成立しないからです。まして、組織運営となると、より多くの人に経営者の意思を行きわたらせる必要があります。そのためには端的に、シンプルに自身の意図を表現しなければなりません。

 

この3つの中で一番分かりやすいのは③です。本当に優れた経営者の言葉は、どんな立場の人間が聞いても、聞いただけでストンと「腑に落ち」、様々な場面で応用が利くため判断に役立つ言葉が多いです。逆に、伝達能力の足りない経営者ほど、どのようにも解釈できてしまう漠然とした表現や、ググらなければならないような難しい単語を多用します。ありていに言えば薄っぺらいのです。

 

今回の漫画はその薄っぺらさを私なりに表現してみた漫画になってます。ほとんどの人が、「この人普段何もしてないんだろうな~」と思う内容になっていれば幸いです。

 

P.S.

ちなみにジンクス云々が無駄とか言っているわけじゃないです。私もお札を大事にしようと思ってフェラガモの長財布(以下の茶色版)使ってます。

 7年ほど前に購入してずっと使ってますが、小銭入れが無いタイプです。小銭入れると財布が変形してしまうのが嫌で、これを購入しましたが、7年経っても全然汚くならなくて重宝してます。

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漫画リンク

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