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コロナ危機にこそ職場で考えたい「ピンチをチャンスに変える発想」

コロナウイルスの感染拡大によって、国家間摩擦や政治批判、ハラスメントトラブルが聞こえてきます。リーマンショックや震災の時もそうですが、大きな問題が発生した時、とかく人というのは「誰が悪い」とか「対応が遅い」とか「不謹慎だ」とか批判的になってしまいがちです。

しかし現実問題、批判・苦情というものは事態を悪化させたり、社会機能をマヒさせたり、争いの元になるだけで、百害あって一利なし。

かといって批判的風潮をさらに批判して「気持ちで負けちゃダメ」とか「みんな気をしっかり持って」とかいうのも何か違う。現実として感染リスクあるんだから、心配になるのは当たり前ですし、精神論でどうにかなるものではない。

 

じゃあ、どうすれば良いのかといえば、自分たちの発想を変えてみると、ピンチが実はチャンスに見えてきて、そもそも批判するのが馬鹿馬鹿しくなってきたりします。

仕事上でどうすれば今回のピンチを有効に活用できるか、仮想ラーメン屋で考えてみたいと思います。

 

ラーメン屋の発想転換

コロナウイルスの蔓延によって、ラーメン屋の客足は平時の3割程度に落ち込みました。自分の所だけでなく、飲食店は特に厳しい状況に陥っているようです。

このままでは店を維持するための運転資金すら稼ぐ事ができません。これはマズイと思った店主は少しでも客寄せを考えますが、その時に気付きました。今回のウイルスは、一種の天災だ。人にどうこうできるものではない。コロナウイルスが蔓延する中、客寄せをするのは、台風の日に、お客さんの家に押しかけて「うちのラーメンを食え」と言うようなものではないか。どれほど頑張った所で売上を取り戻す事は現実的に不可能だし、下手に営業し続けてもお客さんに感染を拡大させたりしたら、店の信用すら失うリスクも増える。

よくよく考えた店主は決断しました。

「ならばいっそ休業して発想を切り替え、これまで忙しくてできなかった事をしよう」

以前から考えていた新商品開発をするのも良いし、仕入れ先の新規開拓をするのも良い。他社さんと一緒になってインスタント麺化に挑戦するのもアリだ。YouTube動画にラーメンの作り方、拘りなんかを動画としてアップして、新たな宣伝方法の模索するのはどうだろう。新店舗を出すための下見をしても良い。調理工程の改善や新設備の導入や更新をしても良い。

いずれも店主が以前からやりたいと思いつつも、急がしくてまったく手を付けられなかった事でした。店主は慌てて店を休業にして、そのアイディアの全てに奔走し始めました。

仕入れ先を回ったり、動画撮影の方法を勉強したり、新商品を試したり、設備屋さんと打ち合わせをしたり、寝る暇もありません。なんといっても、そんな事ができるのはコロナウイルスが蔓延している間だけなのです。忙しくなってからは手を付ける事すらできない事ばかりです。

休まず挑戦を続ける店主は言います。

「ああ、ウイルスがあと1ヶ月蔓延していてくれればよいが、まだやっておきたい事が山積みなんだよな・・・」

 

コロナウイルスだけでなく、大きなトラブルが起きるのは人間にはどうする事も出来ない事であり、その責任を政治や他国に求めたところで、何一つ現実は変わりません。我々が選べるのは自身の行動だけです。

そしてピンチには必ずチャンスが含まれています。ラーメン屋の例で言えば、売上こそ失われるのはピンチですが、今後大きく発展するための下積みの時間は、ずっと普通に働いていたのでは得られないチャンス(時間)です。それをつかみ取り、有効活用できるかは、冷静にピンチを観察し、粛々と行動できるかどうかであると思います。