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【閲覧注意】不労所得を欲しがる人が不労所得を得られない理由

この記事は不労所得を得たいと考えながら、得られていない方に向けて書いてます。

私自身は別に不労所得者というわけではなく、色々な事を試してみたくて、会社員をやったり、会社を立ち上げたり、クラウドファンディングしてみたり、フリーランスをやったりと、色んな働き方について考えているだけの人間です。

多分、立場的にはこの記事を読んでいる方とそんなに変わりませんが、不労所得に対して一つの気付きがあったので綴ります。この記事は不労所得を欲しがる人が不労所得を得られない理由」について書いてます。

目次

不労所得を得たいと思う人はどんな人なのか

私も不労所得はとても欲しいです。何もしなくても懐に入ってくるたくさんのお金があったらどれだけ気持ちが楽になる事でしょう。毎日働く事を考えなくても良くなる。欲しいものが好きなだけ買える。やりたい事はなんでもできる。

私だったら毎朝モスバーガー食べて、昼はドミノピザ注文して、夜は寿司の上に寿司載せて食べる。ジムでトレーニングしてプールで泳いでから午後はハンモックで世界文学全集を読んで、眠くなったら寝る。気が向いたら夜に小説書いてみたり、ゲームしたり、子供と遊んだり、まさにフリーダムです。

おそらくこういう事を考えている人は、私も含めて普段の拘束時間が長く、収入もそれほど多くない会社員の方が多いのではないかと思います。

不労所得とは何か

では、そういった人たちが手を付けやすい不労所得にはどんなものがあるのか。ネットで調べると一般的には不労所得は以下のようなものが挙げられます。

株式投資・FX投資(配当、スワップ金利など)
②不動産投資(家賃収入、売却益)
③印税収入(書籍出版など)
④広告収入(ブログ運営、動画配信など)
⑤ポイント投資

https://hedge.guide/feature/howto-get-unearned-income.html

しかしながら、私は正直これらが不労所得と呼べるのか甚だ疑問なのです。

①、②、⑤の投資項目は一見何もしていないでお金を稼いでいると思われがちですが、適切な投資をするには勉強や思考錯誤が不可欠ですし、間違った投資をすれば堅実に稼いだ金を失う事になります。投資した後も基本的に何もしていないようにも見えますが、真っ当な投資家は、会社の動向や世の中の動向を知っておき、投資先の会社が適切に運営されているかをチェックする必要があります。機関投資家ファンドマネージャーは仕事としてそれをやり、運用報酬と言う名の莫大な給料を受け取っているわけですが、自分で投資をする人は無償でやる必要があるのです。

③、④も、確かに一定数の読者や視聴者を確保できていれば、コンテンツが勝手にお金を稼いでくれるので、一見「不労」に見えるかもしれません。しかし、人気あるコンテンツを作る事は宝くじを当てるより困難ですし、今のように次々にコンテンツが生まれては消えていく時代では、定期的な読者、視聴者を維持するには、継続してコンテンツを発信しなければなりません。ただ、これらをしている人は、過酷な労働の代表格ともいえるテレビ局や出版社の仕事をたった一人でやっているようなものです。

もしこれらの収入を「不労」だと認識するのであれば、ホワイトカラーや管理職の業務は全て「不労」になってしまいます。

f:id:umimizukonoha:20200401230204j:plainんなワケない。

つまり、上で書かれているような「不労所得」は実際は「不労所得」ではなく、れっきとした労働所得なのです。「働かない収入が欲しい」という軟弱な理由で各業界に入ってくる人が、ガチで生活が懸かっている人々の中に入って楽に稼げるでしょうか。稼げるわけがありません。仮に一つのアイディアで稼げてもそれは一過性のビギナーズラックで、すぐに方法を真似されるか、何らかのトラブルに巻き込まれるのがオチです。

ここまで読んで頂けたなら、タイトルの理由は分かると思います。

不労所得を欲しがる人が不労所得を得られないのは、不労所得を探すと言いながら苛烈な労働所得の世界をうろうろしているからです。

 

真の不労所得とは・・・

じゃあ、不労所得なんてこの世に存在しないのかといえばそうではありません。私が知る限り確実なのが二つあります。

生活保護

働かずとも全てを捨て去ってしまえば、国から生活保護を受けられます。生活保護は究極の不労所得です。日本という国は基本的に最低限度の文化的生活を保障してくれています。重要なのは恥も外聞もかなぐり捨てて、自分には何もないことを役所に伝え、懇願する事です。きっと公務員の方が丁寧に対応してくださるでしょう。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html

②会社に寄生する

会社員は労働所得だと信じている方がほとんどだと思いますが、実際は違います。会社員という地位は、過去の歴史から法律で厳重に守られており、基本的に成果を出さなくても、会社側は給与を支払わなければなりません。社員のミスによって会社が債務超過に陥ったとしても、当該社員の給与は最優先で守られていますし、簡単にはクビにできません。貴方が頑張ろうと頑張るまいと、給料は原則として最優先で払われるのです。会社に雇われているから一生懸命働かなければならない、成果を出さなければならないなんて考えは、倫理感と自尊心を取っ払ってしまえば実は本人の思い込みに過ぎないのです。

 

お分かりでしょうか。不労所得は日本国民でさえあれば、どちらも実は手を伸ばせばすぐに届く位置にあるのです。幸せの青い鳥は、案外すぐ近くにいるものなのです。

会社に寄生するコツ

このブログは企業について書いてますから、②の方法について深掘りします。会社に寄生するポイントとしては2つあります。

①できるだけ大手企業に入社する

寄生するならできるだけ大手企業が良いです。会社が潰れにくい、給料も多いなどというのは勿論ですが、何より重要なのは雇用の安定です。大手企業は企業イメージなども気にしますから、簡単にはリストラなどはできません。

また、実際に現場で本人がどれだけ働かなかったとしても、規模の大きい会社であれば、周囲の人間でフォローがききます。(小さい会社だとフォローがきかず、自分が働かなければ会社が傾いてしまうリスクがある)

よって寄生という名の不労所得を目指すなら、先ずは苗床たる大手企業への転職をお勧めします。

以下、私の転職体験談記事

【参考記事】

www.freelance-no-excelyasan.com

②指示に従順な無能である事を徹底する

いくら正社員の地位が保護されているからといって、社命に反抗するような人間は当然解雇されます。しかし、従うが無能だった場合、正当な解雇は極めて困難です。社命を聞かないのは解雇事由になり得ますが、無能を解雇事由にするのは難しいからです。勿論無能であれば上司から強い叱責もあるでしょうが、現代はハラスメントに対して風当たりが強いですから、強靭なメンタルを持っていれば乗り越える事は可能です。そして、大抵の上司はそういった軋轢を恐れ、仕事を回さなくなりますから、より仕事が減る事になり、寄生ライフをより充実することが可能となるのです。

まとめ

さて、少々不道徳な記事を書いてしまいましたので、最後に申し訳程度に一つ。

不労所得になり得る、月並みな他の可能性を、一つだけ提示して終わります。

それは、自分が好きでやっているものから収入を得る事です。

自分の好きな事や趣味であれば、労働にはなりません。ブログ、YouTube、投資は立派な労働である、と書きましたが、本人が好きでやっているのなら、どれだけやっても苦にならない筈です。実際私も、証券投資のための企業分析は趣味としてやってますが、ワクワクしてあまり苦にはなりません。ブログも自分の満足いく記事が書けると面白いから書いてます。これでもし所得が入ったならば、これは不労所得といって差し支えないのではと思います。

結局の所、不労所得の奥義とは「自分のやっている仕事を好きになる」「好きな事を仕事にする」という精神論に帰結するのではないかと思います。