一昨日書いた記事の中で、バフェットの「世界は変わる」という言葉から、航空会社が国有化するシナリオについて考えたら、翌日。
おいおいマジか。バフェットぱねえな。
なんて呑気に言っている場合ではなくてですね。
GW明けのJAL株、はいドーン。
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=day&scode=9201&ba=1
私の買値(1,775円)を一瞬でぶっちぎりましたね(爆)
バフェットのアメリカ航空株売却の影響は勿論ですが、やっぱり国有化の流れというのは無視できないでしょうね。。航空会社という性質上、債務超過になっても会社自体は国が助けてくれるかもしれませんが、既存株主は権利放棄させられる(株券が0円になる)可能性は大いにあります。
実に血が滾(たぎ)る
語弊を恐れずに言えば、結局のところ投資はギャンブルなんです。なんでかと言えば、どれだけ頑張って企業分析したり勉強したところで、投資家は当事者ではないので、もしかするとその情報は全て嘘かもしれないわけです。
裏付けのない(どこまでいっても裏付けのしようがない)他人の報告を信用し、不確定な未来に大事なお金を投じる。これがギャンブルでなくて何なのか。
私たち投資家に唯一決められるのは「誰を信じるか」。ただそれだけです。
じゃあなんでJALを信じられるんだよ
OK。なぜJALが信じられるのか。理由を見せよう。
4/30に公表されたJAL決算短信の中の経営成績等の概況の最後の部分
何、この痺れる文章
誰もがビビる未曾有の危機に真っ向から不敵に立ち向かうこの姿勢。
例えるなら突然現れた魔王が強すぎて誰もがケツまくって逃げ出そうとしている所に、「ずっと、この時を待っていた」と出てくる不敵な笑みを浮かべる勇者。
JALだけ見てもアレなので、比較対象としてANA
同じく決算短信の中の経営成績等の概況の最後の部分
THE事務連絡
批判的な事は言うつもりはありません。JALみたいな刺激的な短信書ける会社なんてそうそうあるもんじゃない。
しかし少なくともこれ読んで、よしANAを買おう、とは思わない。
どこまで行ったって僕ら投資家は部外者です。最終的には信じるしかない。
でもどうせ信じるなら、危機に立ち向かう経営陣の覚悟を信じたいじゃないですか。少なくとも彼らはきちんと体質的な実績を出してきているわけですし。以下分析
www.freelance-no-excelyasan.com
というわけで企業を論ずるフリーランスのエクセル屋さんはJAL株の買い増しをする積りでおります。それがたとえGODバフェットへの反逆で、最悪のシナリオに続く道であったとしても・・・